鎌長の考え

鎌長の考えKamacho Ism

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「技術の鎌長」。

「技術の鎌長」。

信用を裏切らないブランドを
つくる。そのために技術を磨く。

新しい技術を開発し、お客様のニーズにどこよりも応える。

鎌長の歴史は、1880年に創業者の鎌田長八郎(初代)が香川県で鋳物づくりを始めたことから幕を開けました。それから間もなく初代長八郎は、分銅・おもりの製作を開始。そして1905年に2代目長八郎・鎌田和太郎が屑鉄からおもりを鋳造する技術を開発したことで「鎌田のおもりは安くてしかも品質が良い」という評判を集め、事業基盤が固まっていきました。

その後も鎌田鋳造所(当時)は、大正、昭和初期と発展を続け、戦時下の企業整備統制の折には日本秤錘株式会社(3代目長八郎・鎌田寿一社長)として日本の分銅作りを独占するまでになりました。その背景となったのも、「中を空洞にして分銅を鋳造し、後から鉛を空洞に入れることで素早く調整を行う方法を開発した」ことと、「安い屑鉄から高品質な分銅を作り出す技術を開発した」ことで、「鎌田のおもりは日本一」という評価を得ていたからでした。終戦後、時代は大きく変わりましたが、「新しい技術を開発してどこよりもお客様のニーズに応える」という創業の精神は今も受け継がれています。

「最高の品格」「最大の信用」「最新の技術」「最善の奉仕」。

3代目長八郎・鎌田寿一がつくったこの社訓は、当社で今も語り継がれ、生き続けています。「最高の品格」とは、換言すれば「ブランド」。「鎌長」の名を見た時に「大丈夫だ」と思っていただける状況をつくり維持するということ。その前提となるのが「最大の信用」であり、信用は「最新の技術」を追求し、実現し続けることによって築かれる。そして技術を生む原動力はお客様や社会への「最善の奉仕」によって生み出されるという考え。それぞれは不可分に連鎖して、当社のあるべき姿を的確に表現しています。

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