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PETボトルと、リサイクルと、鎌長。

今や、PETボトルに触れない日はないというくらい、くらしの中にPETボトルはあふれています。その昔、瓶入りだったジュースも、今はPETボトルに。そう、ワインもPETボトルのものがありますね。また調味料でも、瓶入りからPETボトルに変わったものもあります。

その容量も多種多様。全てではありませんが、280ml、350ml、500ml、720ml、900ml、1L、1.5L、1.8L、2L、4L等、用途はさまざまです。

 

弊社では、ごみ処理施設やクリーンセンター等の施設において、リサイクルの前処理を行う機器の製造を行っています。

例えば、PETボトルについては、「PETボトル減容機」という機器になります。

自動で約10分の1に圧縮・減容・結束を行い、次工程への運搬作業の軽減と経費削減を図ることができます。PETボトル減容機には、運転中の状況が一目で確認できるように、タッチパネルの「状態表示モニター」を備えています。

 

PETボトルの材質は、プラスチックの一種である「ポリエチレンテレフタレート」というものです。

PETボトルの分別収集とは、廃棄物を分別して収集し、およびその収集した廃棄物について、必要に応じ、分別・圧縮・その他 厚生労働省で定める行為(こん包)を行うことをいいます。

廃棄物を収集している市町村や施設においては、それぞれの収集物に対して分別基準が定められています。そこには、圧縮や洗浄について、またポリエチレンテレフタレート製以外の容器包装やふた等の混入、回収量等の項目が設定されています。

 

そして、定められた基準で分別収集されたPETボトルは、「ベール化」されます。

弊社のPETボトル減容機では、ベール化までの処理を行います。

ベールには、安定性(運搬や移動作業中の荷崩れがないこと)、バラケ性(再生工場での解体が容易であること)が求められます。ベールの寸法や重量も指定・推奨範囲があり、結束材は、PPまたはPETバンドとされています。低コスト・高品質の再生材料を得るには、ベールの品質が良いことが重要となります。目標とする品質が設定されており、それをクリアすることが望ましいとされています。

また、弊社には、PETボトルだけでなく、その他プラスチックの処理をそれぞれ行う、「PET・その他プラスチック兼用機」という機器もございます。包装・結束・シール等、用途や目的に応じて組み合わせることも可能です。

 

日本のPETボトルリサイクル率は、世界的に見ても高水準を保っているそうです。また、リサイクル方法もいろいろなパターンがあり、リサイクルされた後は、シートや繊維、PETボトル等に生まれ変わります。

より、高品質な再生材料にするためにも、捨てる前に今一度ご確認をお願いいたします。

 

◇◆◇◆  用語について  ◆◇◆◇    

・ベール … 圧縮され、結束材で梱包された収集物

 

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