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「ガチャ切り」と「おひたし」

もうすぐ春です。花粉情報も流れ始めました。弊社も、まもなく新入社員を迎える季節になりました。

自分が社会人になって間もない頃。ビジネスマナーの研修でお世話になった講師の先生の所作が、とてもステキだったのを覚えています。教えていただいたことは今なお役立つことばかり。ふとした時に思い出しては意識するよう注意しています。

例えば電話応対。

電話を通すと、人の声は非常にスピードが速くて、しかも聞き取りにくくなる、という研修を体験しました。また人は電話を受ける時には、つい早口になってしまいがち。電話を取って、最初に自分が名乗る時には、「少しスピードが遅いかな」という程度のゆっくりしたトーンで名乗ると、相手には聞き取りやすくなるそうですよ。弊社は「カマチョウセイコウ」、少し言いにくいのでゆっくり名乗りやすいという利点がある、かもしれません。

 

悪しきマナーとして近年増加傾向にあるのが、固定電話の「ガチャ切り」だそうです。経験されたこと、ありますか?

「ガチャ切り」とは、完全に通話が終わっていないうちに受話器を置いてしまうがために、「ガチャン!」という受話器を置く音が相手に伝わってしまうことを指します。

こちらは、残念ながら老若男女に見受けられるという悪しきマナーです。実際 経験してみると、「かなり不快」な印象を受けます。

携帯電話・スマートフォンの時、電話を切るには「ボタンを押すだけ」ですね。

どうやら、この「ボタンを押すだけ」という操作が「ガチャ切り」現象を招いている一因になっているようです。ケータイやスマホのように、ポチッとボタンを押す感じで、いきなり電話を切るのはNG。

電話をかけた相手の方が切ったのを確認してから、通話を終了するように、ひと呼吸おいてみるとよいかもしれません。自分もできていないことがあるので、注意したいポイントの一つです。

 

また、社会人のビジネスマナーに「おひたし」というものがあると、最近知りました。

「おひたし」とは、新社会人向けではなく、既に社会人である「先輩」や「上司」などが心がけるビジネスマナーだそうです。内容はこちらです。

「お」:怒らない → むやみに怒らない

「ひ」:否定しない → 意味なく否定しない

「た」:助けてあげる → 助力する

「し」:指示する → しっかりと明確な指示をする

→新入社員や部下が失敗した時には、まず理由を確認して、怒りをコントロールする。

→仕事をお願いした時には、定期的に状況を確認し、困っているところがないかを確認する。

→そして、指示内容は具体的に、はっきりと。何を、いつまでに、どのようにして欲しいかを伝える。

 

「言うは易く 行うは難(かた)し」、ですね。新しいメンバーを迎える前に、一度 日々の自分の行動を振り返ってみるのもいいかもしれません。

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