トラックスケールの
メンテナンス
About maintenance
トラックスケールをより
永くご使用いただくためには、
定期検査及び本体のオーバーホールを含め
た定期的な保守点検が必要です。

定期検査(法定検査)

検定に合格したトラックスケールを使用する者(計量証明事業者および適正計量管理事業所を除く)は、都道府県知事、特定市町村の長、指定定期検査機関のいずれかがおこなう定期検査、または計量士による代検査を受けなければなりません。
定期検査は、検定合格済みの計量器がこれ以降も取引・証明用として使用できるかどうかの判断をするため、2年に1回おこなわれるものです。

自主検査及びオーバーホール

2年に1回の定期検査(法定検査)に対し、ユーザーが任意で自主的に実施する検査が「自主検査」です。どんなに高性能のはかりでも長期間の使用による老朽化は避けることができません。性能低下を招く要因は使用頻度や設置環境など様々ですが、計量精度を維持し、突発的な不具合を未然に防止するためにも定期的な自主検査及びオーバーホールの実施をおすすめします。
オーバーホールの主な項目
- ピット内清掃
- ロードセル点検・グリスアップ
- 機構部ケレン作業(錆落とし)
- 機構部錆止め塗装
- 振れ止めボルト調整
- 各部ボルト締め付け
- 和算箱点検
- 制御部点検
- 重量値の確認
※ 自主検査及びオーバーホールの範囲はお客様のご要望に応じて承ります。
また当社では国家標準にトレーサブルであるJCSS分銅によるトラックスケールの校正も可能です。
当社のJCSSはかり校正サービスはMRA(国際相互承認)に署名しており、国際的に通用する証明書と認められています。より高いレベルの品質システムの構築に最適です。