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サンカシカク  ~入札参加資格審査申請とは~

第23回冬季オリンピック(2018年/韓国・平昌)、開催中です。

日本選手団は、冬季五輪史上最多のメダル獲得、すばらしい成績を更新中です。冬のスポーツは、オリンピックごとに、初めて聞くような種目があり、新鮮。選手・スタッフの皆さん、あと少しの期間ですが、頑張ってください!

(※2018年2月25日、平昌オリンピックは閉幕しました。日本選手団は冬季五輪史上最多13個のメダルを獲得しました!)

そんなオリンピック。選手として参加するには、資格が必要ですね。オリンピック憲章に「参加資格規程」もあるようです。もちろん競技に出場するための条件もクリアしなければなりませんよね。

 

さて、参加する資格ということで、今回はこちらの話題を。

地方自治体等の建設工事や、また物品の買い入れや製造、サービス提供に関しての仕事を請け負う。

弊社の業務で、そのような場合もございます。その前段階として、「入札」が行われます。

 

その入札に参加する資格を得るためには、事前に行うべき手続きがあります。その手続きを行い、入札に参加する資格を有していないと、入札には参加できないのです。入札に参加できなければ、もちろんその工事等を請け負うことも当然できません。

では、我々のような公共工事等を請け負う建設業者は、入札までにどのような手順を踏んでいるのでしょうか?

 

まず、決算を終えると、管轄の県事務所に届出を行います。審査後、結果が返却されます。

次に、経営状況分析申請を行います。分析機関によって、建設業者の経営状況が分析された後、「経営状況分析結果通知書」が届きます。

その次の段階では、「経営事項審査」を受けます。例えば香川県の場合は、香川県 土木管理課が担当されています。ここで、経営規模・技術力・その他の審査項目について審査が行われ、結果は約1ヶ月後に届きます。

 

ここまでの事前の手続きを受けた建設業者が、経営事項審査の結果をふまえたうえで、入札参加資格申請を行うことが可能となります。もちろん、建設業許可を受けていることも必須条件です。

こうして、入札に参加するための資格を有するために行うのが、「入札参加資格申請」という手続きになります。自治体等に対して、指定された書類を、指定された期間中に、指定された方法で提出します。

書類を提出して、業者が契約対象者としてふさわしいか審査を受けた結果、個別通知またはウェブサイトでの入札参加資格者名簿の公開等、後日 通知される形となります。

 

ちなみに、建設工事の請負に関する入札参加については、建設業の28業種のうち希望する業種の資格を申請します。申請業種に関して、建設業許可及び経営事項審査を受けていることが必要となります。

また、物品の買入れ、製造、サービスの提供に関する入札参加は、品目が相当数ありますので、建設業者が、主に兼業で行うもののみ申請します。

ただし、それぞれの自治体によって、提出書類・受付期間・提出方法は若干異なりますので、その情報は個別に収集しておく必要があります。

 

このように、情報収集と適切な書類作成等、弊社で作業分担して、今後の入札に備えての準備を行うのが、毎年秋から冬にかけての、風物詩となっています。社内の各部署の担当者間での連携プレーも、書類提出までの大切な要素のひとつです。

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