鎌長のリサイクル製品をふりかえる

リサイクル

お盆休みが終わり、子ども達の夏休みも終わりを迎えようとしています。

暦の上では秋なのですが、セミの声は相変わらず早朝から大音量で鳴り響き、日中の暑さは日々体温を超えようとしている驚異的な暑さが続いています。お変わりございませんか?

「With コロナ」のご時世ですので、十分に休養をとって体調に留意し、無理の無いようお過ごしくださいませ。

さて、お盆や終戦記念日を迎えて、昔に・故郷に思いを馳せたりという機会もあったかもしれません。今回は我々も少し昔を振り返りたいと思います。

弊社 鎌長製衡㈱は、香川県高松市に本社をおき、1880年(明治13年)、鋳物づくり~分銅づくりにはじまり、トラックスケールやホッパースケール等の産業用はかりを製造してまいりました。そのような「はかりづくり」を主としていた弊社が、リサイクル処理機器の製造に携わるようになったのは、弊社のトラックスケール、そしてスクラップ業界との交流がきっかけでした。

そこから弊社はゴミ処理業界に注目し、前処理を行う機器に取り組みはじめました。1960年(昭和35年)頃のお話です。

弊社のトラックスケールをご使用いただいている、塵埃焼却場。そこでは、収集された燃えるゴミに不燃物が混入しており、関係者は皆、その対策に頭を悩ませておられたようです。他にも、トラックスケールを導入されているスクラップ業界との交流により、弊社はプレス機械のライセンスを取得することができました。そのような経緯から社内で研究開発に取り組み、1971年(昭和46年)頃から小型の「不燃物処理プラント(リサイクルプラント)」の製作をすすめてまいりました。

これが、弊社のリサイクル処理機器への取り組みのはじまりとなったのです。

クリーンセンター・ごみ処理施設等では、容器包装リサイクル法に基づいて、作業をスムーズにすすめるための、前処理(破砕・圧縮減容・切断・分別・乾燥等)が必要となります。空きカン・空きビン・ペットボトル・プラスチック容器など、各種機器で、それぞれ定められた処理を行っています。このような機器を弊社では製造しております。

近頃リサイクルを取り巻く環境も、様変わりしているようです。

弊社の製品で処理された後につながる世界になりますが、数年前から中国が廃プラスチックの受け入れをストップしていますね。でもテイクアウトの需要の高まりもあって、使い捨て容器は増加傾向にある。また、コロナ禍の影響により、これまで回収して輸出していたもの、例えば古着が輸出できなくなって日本国内で滞留せざるを得ない状況になっているようです。

「ゴミを減らす」「リサイクル」につながる今の自分にできることをやっていくしかないかもしれません。食品ロスを減らす・ゴミの適切な分別を行う・過剰包装は断る等、身近なことからコツコツと……。