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小秤量計量システム

「量はちょっとずつでいいから、たくさんの種類のものを味わいたい。」

最近のランチメニューには、そのような願いを叶えてくれる、欲張りなメニューを見かけます。迷わず、そのような欲張りなメニューを注文し、満足している私です。

 

ちょっとずつ、たくさんの種類。そう、少量ずつ、多品種。

弊社には、そのような小秤量のバッチ計量システムとして、「小秤量計量システム」があります。

当時の世の中の、微粉体の微量計量の自動化(無人計量化)の声を受け、調査・試行錯誤・研究を重ねて、システムの開発に成功しました。1号機の納入は、昭和62年(1987年)のことでした。

 

例えば、染料や調味料・食品添加物等の製造工程では、原材料となる粉粒体が、「少量ずつ」「多品種」配合されます。弊社の小秤量計量システムでは、粉粒体の自動供給・計量・排出・容器のストック、搬送を総合管理しています。従来の手作業を自動化、配合ミスの防止、悪環境での無人化を実現しました。

 

小秤量計量システムでは、使われる原料それぞれの性状に合った供給装置に切り替えることができます。そして、対象となる業界が限定されず、応用範囲が広いのが特長です。

(mg)から(㎏)まで、幅広い要求に対して対応ができ、広範囲にmg精度を保証します。また、フィーダ部分の固定も、分解・清掃が簡単で、運転を止めずに原料の切り替えが可能です。

これまでに、石油化学、セラミック、食品、樹脂、薬品、染料などの業界で導入されました。

 

どのご家庭にも1つはあるような、チューブに入った調味料や、普段着ている衣類の染料など、実は弊社のこのシステムを使って、製造されているものかもしれません。

意外なところで活躍している、計量機器です。

 

 

◇◆◇◆  用語について  ◆◇◆◇

・バッチ計量システム … 連続計量とは違い、1回1回計量を行うシステム

(batch-weighing system)

 

・フィーダ … 供給装置の形状。こちらの計量装置の場合、コイルフィーダ、シングルスクリューフィーダ、ツインスクリューフィーダ、バイブレートリィフィーダ、テーブルフィーダ等製品物性、能力、精度などにより、適正なフィーダを設置します。

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