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デジタルロードセル

デジタル人間、アナログ人間、という言葉があるようです。

人間は、自分たちをも、いろんなことで2つに分ける傾向にありますね。

自分はどうか?と考えた時。あなたは、どちらですか?

 

さて、弊社のはかりに使用しているロードセル、「デジタルロードセル」についてご紹介させていただきます。

「ロードセル」とは、ひずみゲージ(ストレインゲージ)式変換器といい、力が作用する部分にひずみゲージを使用し、生じる歪みを検出して、質量・力・圧力・トルク等を、電気信号に変換します。荷重(力)を電気信号に変換する、荷重変換器とも呼ばれます。

電子化された信号は、コンピュータ等を利用して、モニター表示・印刷・データ保存等を行うことができます。

コンパクトながら、しっかり力を発揮する、デジタルロードセルには以下のような特長があります。

 

特長① 高精度・高安定性

デジタルならではの高精度・高安定性を実現しました。長距離通信も可能です。

ロードセル自体に、マイコンを搭載し出力補正を行っているため、従来のロードセルに対してヒステリシスが少なく、直線性が格段に向上しています。デジタル出力のため、ノイズによる影響を極めて受けにくくなっています。

 

特長② 高い信頼性

屋外の厳しい環境条件でも、信頼してお使いいただけます。

ロードセル自体に、温度センサを内蔵し、温度補償を自動補正します。温度変化による影響を最小限に抑えられます。雷による影響も最小限に抑えられます。

 

特長③ メンテナンス性

異常が素早く判断でき、万一のトラブル時にも安心です。

各々の検出器の出力が表示されるため、トラブルの原因が容易に判断でき、素早い対応が可能です。

 

上記のように、弊社のロードセルでは、本体に増幅部・A/D変換部・マイコンを組み込み、デジタル信号の直接出力を実現しました。このデジタル方式の採用で、より高精度・高安定の「質量・力(ちから)センサ」としてコストパフォーマンスの高い、情報端末に進化しました。

 

デジタルロードセルは、弊社のはかりで、まさしく縁の下の力持ちとして、日々働いているのです。

 

◇◆◇◆  用語について  ◆◇◆◇    

・ヒステリシス … 定格荷重までの荷重増加時と減少時で、同一荷重に対して、生じる出力の差。

・定格荷重 ……… 変換器がその仕様を保って、測定し得る最大荷重。

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