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モノづくりを行うところに「はかり」あり ~パッカースケール~

流通業界には、「商戦」という言葉がありますね。ニュースでも耳にします。

例えば、年末商戦、恵方巻き商戦、ボーナス商戦、お盆商戦、クリスマス商戦、ランドセル商戦、バレンタイン商戦、等。仕掛けられた「商戦」の中に、私たち消費者はその渦の中に飲み込まれてしまっていることも多々あります。

先日 我が家では、バレンタインの波にどう対応するか、あまり女子力が高くない母娘で考えました。この波にどう流されようか、悩む季節です。一応、なんちゃって手作り(市販品を活用)で決着しました。

 

さて、比較するにはスケールが違いますが、「つくる」といえば、弊社 鎌長製衡はモノづくりの会社です。「モノづくりを行うところに、『はかり』あり」と申します。

弊社の主力製品である「ホッパースケール」と合わせて使用される製品に、「パッカースケール」という、粉粒体を各種袋に袋詰めする計量装置がございます。

この製品開発に至った当時。飼料業界等、弊社がシェア拡大をすすめていった「ホッパースケール」を使用する工場において、袋詰めを行う「パッカースケール」もあわせて使用されることが多い点に着目したのです。

より高精度のものを必要とされていた、食品や化学(特に肥料)の業界向け等に、試行錯誤の結果、

パッカースケールの製造を開始しました。昭和42年頃の話です。

弊社のパッカースケールは、まず飼料用、その後ライスパッカー、澱粉用、送り錘式、桿式、そして昭和54年頃にはロードセル式、平成元年頃にはサーボ式と変遷を遂げてまいりました。当初の機器から、改造・改良等を繰り返しながら、市場・顧客のニーズに応えられるよう開発がすすめられてきました。

 

さて、パッカースケールには2つの計量方式があります。

計量してから袋詰めする「ネット計量方式」と、袋詰めしながら計量する「グロス計量方式」です。

 

それぞれに特徴があります。

ネット計量方式では、計量と袋詰めが別ですので、被計量物の排出後すぐに次回の計量を行えるのですが、機械設備の高さは高くなることに留意しなければなりません。また、被計量物の性質によっては、付着物への防止対策が必要となります。

一方、グロス計量方式はその逆で、袋へ直接充填作業を行いますので、袋の入れ替え時間が発生し、次回計量の動作にすぐは移れないことから、充填能力は落ちます。ただ、機械設備の高さは抑えることができます。

これらは、計量する粉粒体の性質、機器の精度・能力によって、供給装置や制御方法が異なってまいります。ご要望や条件に見合う機器でご提案しております。

時代によって、お客様によって、必要とされるものは変わります。弊社はオーダーメイドに近いカタチで対応させていただいております。

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