鎌長の仕事と人

鎌長の仕事と人Our Works

調達部STAFF INTERVIEW

購買グループ

高岡 麻夕Mayu Takaoka

香川大学 経済学部経済学科卒 2011年入社

入社動機

偶然の出会いからの興味、そして最後はフィーリング。
結果には満足しています。MOTIVATION

「人の役に立つ仕事がしたい」。就活の時は、漠然とそう考えていました。ただ、鎌長への入社理由がそうだったかと尋ねられたら、必ずしもそうではありません。当時、私は生命保険の会社などを中心に活動していて、鎌長を知ったのはたまたま。正直、最初はどんな会社かも知らなかったので仕事のイメージもつかめませんでした。ところが、初めて目にしたモノづくりの現場が新鮮で、未知の世界への興味が湧いて。さらに知っていくうちに「小学生の頃、理科の実験で使った“分銅”をつくっている会社だったんだ」とか「出会う人がみなさん感じ良くて魅力的」など自分の中でのステータスが徐々に上がっていって、最終的に入社を決めた…そんな経緯でしたから。だけど結果オーライ。上司も含めていい人たちに囲まれて、責任ある仕事を任せてもらっています。そして人の役に立てているという手応えも感じられている。運命の出会いだったのかもしれませんね(笑)

鎌長製衡株式会社 購買グループ高岡 麻夕

私の仕事内容

自分で考え、工夫ができる。その結果の信頼。
任せてもらっているからこその好循環です。MY WORK

購買グループには6名のメンバーがいますが、それぞれ取引先ごとに担当も役割も分かれています。私の主務は消耗品やシリンダー、基板などの発注管理。その中で一番金額が大きいのは計量機器を制御するための重要部品である基板です。私の場合はさらに、業務のゴーサインとなる営業からの“受注報告書”をとりまとめて出荷指示を出す役割も任されていて、けっこう重要な仕事をさせてもらっています。プレッシャーはありますが、信頼してもらっているのは嬉しいですね。

発注先を決めるにはコストや納期、信頼関係などいろんな要素が絡みますが、私が一番重視しているのは信頼性。営業の方がどれくらい足を運んできてくれているか、対応の速さはどうか、誠実さを感じられるかなど日頃のお付き合いから見える評価です。結局は、それが一番頼りになる。もちろん金額もしっかり見ますけどね。

私は、入社して最初の2年間は、意識して製造現場に足を運んでいました。ロットで発注するものが多かったのでタイミングを間違えると入荷まで数か月かかることもあって。先読みして手配することが大切だと教わったものの、その勘所が分らないので、現場の人の話を聞きながら「あとどれくらいでなくなる」という感覚を覚えていったんです。そのおかげで現場の方にも顔を覚えていただいて、すごく助けてもらっています。

この仕事は、とにかく経験と知識が大切。膨大な数の部品を扱いますし、明確な型番指示がない発注依頼も多く、図面から調べなきゃいけないこともあります。そんな時は、知識の差がはっきり出ますね。まだまだ私は半人前。でも努力して、どんな状況でも頼りになる人間になりたいと思っています。

鎌長製衡株式会社 購買グループ高岡 麻夕

鎌長の魅力

知るほどに仕事の意義や会社の価値が見えてくる。
鎌長に入って正解でした。CHARM

「鎌長がつくっているものは意外と身近な製品につながっている」。仕事を覚え、会社の業務の全体像が理解できるようになってからよく感じることです。就活で「分銅をつくっている会社」と知って湧き上がった親近感もそうですが、「はかり」はいろんな業種のいろんな会社で使われていて、さまざまなビジネスを支えているということが最近実感として分かってきたんです。お取引先に有名企業の名前を見つけて「こんなところにも納入してるんだ」とか。さまざまなところで役に立っている事実を知って、仕事に誇りを感じるようにもなりました。

購買グループ高岡 麻夕

学生のみなさんへ

「香大リエゾン」として就活を控えた後輩学生たちと交流。

社会人として伝えたいメッセージ。

実は、母校である香川大学のキャリア支援センターからの依頼で、学生と企業をつなぐ「香大リエゾン」という役目をいただいて、後輩学生たちとの情報交換の場に参加したんです。私が話をしたのは主に自分の仕事や就活経験について。後輩たちも気軽にいろんな質問をしてくれて和やかに会は進んでいきました。

でもそこでちょっと驚いたのは、みなさんが面接で話すことの模範回答を探していたこと。「私もそうだったかなぁ」などと思いながらも、「いや、待てよ」と。社会に出て、少しとはいえ経験を積んで思うのは、模範回答なんて準備しないほうがいいってこと。むしろありのままの自分をさらけ出して、普段の会話をしたほうがいいと私は思います。だって、仕事を始めたら取り繕うことはできませんから。

私にとっても貴重な体験でしたが、当社に関心を持っていただいた方には、今後もお会いする機会があるかも知れません。その時は、模範回答はいりません。お互いザックバランに話をしましょう。あなたらしい就活を、そしていい出会いがあることをお祈りしています。

調達部の仕事について

お客様のために、取引先との共存共栄の
ために、最適マッチングを追求。

調達部は「資材調達」「荷受・在庫管理」「製品出荷」といったモノづくりの入口と出口を管理することで、コストをマネジメントしながら、部品の品質と円滑な製造フローを維持・向上させる役割を担っています。いくらで資材を仕入れるかは会社の利益に直結します。とはいえ、安ければよいというものでもなく、品質と供給力さらには仕入先との関係性などさまざまな事情を考えた上での適正価格判断が求められます。

また「はかり」はお客様の取引の基盤を支える製品(装置)。それが故障するとたちまちお客様のビジネスの遂行に支障をきたします。一刻も早い修理と、そのための部品の確保が求められます。そうした時に、いかに迅速な対応ができるか。お客様視点に立った日頃の仕事の積み重ねが信頼のもととなるのです。

川野 浩二次長

調達部の組織について
※左右にスクロールし、ご確認ください。

調達部

  • 購買グループ
  • 出荷グループ
  • 工作グループ
  • 倉庫グループ

計量システム部と機械システム部が手掛ける製品の購入資材をすべて手配しているのが購買グループ。当社のコストマネジメントの要です。当社では大半の部品を外注していますが、計量機器関係のロットの大きな製缶品や(※) と自動機器・環境機器の細かな部品については内作をしており、その部品加工は工作グループが受け持っています。そして出来上がった製品の出荷をコントロールするのが出荷グループ。仕入れた資材の荷受・在庫管理を行うのが倉庫グループと、役割ごとにグループを分けて正確で迅速な対応ができる体制を敷いています。

※製缶品/鋼板や形鋼などを加工してつくられる部品

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