鎌長の仕事と人

鎌長の仕事と人Our Works

計量システム部STAFF INTERVIEW

設計グループ

石橋 昂大Takahiro Ishibashi

香川大学 大学院 工学研究科材料創造工学専攻修了 2014年入社

入社動機

「老舗は常に新しい」。
創業140年の老舗企業を率いる若い社長の言葉にナットク。MOTIVATION

大学院では材料工学を専攻。いわゆる化学系でした。だから就活でもその方面を考えていたのですが、大学の学内セミナーではじめて「鎌長製衡」という会社を知って…。「はかり」をつくっている会社だと聞いて興味を惹かれました。決め手になったのは最終面接で社長の口から出た「老舗は常に新しい」という言葉。「旧態依然のまま140年の歴史を重ねることはできない。お客様のニーズ、時代の変化に沿って常に新しいことにチャレンジし、進化してきたからこそ今がある」と、当時まだ30代前半だった社長の言葉が私の胸にすごく響いて、思わずうなずきました。
入社後は計量システム部で機械設計を担当することになり、私自身にとっても新しいチャレンジでした。何しろCADも使ったことありませんでしたから。だけど不安だったCADも1週間集中してやったら何とか使いこなせるにようになった。現場からの修正依頼に応えられた時にはすごく嬉しかったし、大きな自信になりましたね。「学生時代の専攻なんて問題ではなく、社会に出てからのチャレンジ次第」。そんなことにも気づかされ、鎌長に入ってずいぶんと視野が広がったような気がしています。

鎌長製衡株式会社 計量システム部 石橋 昂大

私の仕事内容

設計はいろんな技術を統合して、
お客様のオーダーを形にするコーディネーター。MY WORK

仕事は主にトラックスケールの機械設計を担当しています。営業が聞いてきたお客様の要望をどうやって形にするかを考えて図面に落とし、同時に製造や調達など次工程に仕事をつないでいくモノづくりの起点であり、コーディネーター的な役割を担うことも多い。

ただし、孤独な仕事ではありません。特に当社の場合は機械的な発想だけでは設計はできない。装置を「どう動かすか?」「どう制御するか?」「どうしたら組み立てやすいか?」など、電気やソフトウェアの設計者、製造スタッフ等とすり合わせしながら一緒に仕事を進めていくチームプレーなんです。だから「自分のことだけやっておけばいい」という考えではうまくいかない。何かあれば、すぐに現場に足を運んで話をするようなフットワークの軽さが求められます。私自身も、きっちりと自分の仕事をした上で、いろんな人に当たり前のように関わっていける…そんな設計者になりたいと思っています。

鎌長製衡株式会社 計量システム部 石橋 昂大

鎌長の魅力

上司は目標であり、憧れ。
そう思える職場にいるってとても恵まれていると思います。CHARM

「人間関係もしっかりと設計しなさい」。よく上司から言われるフレーズです。その上司が、かっこいい。見た目じゃないですよ(笑)。仕事が早くて、しかも完璧。定時になると、いつも黙って帰る。残っている人に気を遣っているんです。だから何も言わずに静かに席を立つ。それがかっこいいんです。だけどオンタイムはいろんな人と気さくに関わり、信頼も厚い。周りが仕事しやすいようにダンドリをしているから自分の仕事も早く片付く。まさに「人間関係の設計」ができているんですね。私の憧れであり、目標です。こんな話普段はしませんが、内心では「恵まれた環境」だと思っています。

計量システム部について

トラックスケールをはじめ、主力製品の
開発・製造を担う鎌長のメインストリーム。

計量システム部では、当社の主力製品であるトラックスケールと台秤関連製品を扱っています。

トラックスケールとは貨物をトラックに載せたまま、貨物の重量を計量できる「はかり」のことで、貨物輸送における入出荷や在庫管理などに使用されています。一般には馴染みが薄い製品かも知れませんが、国内物流の大半を占めるトラック貨物の重量をはかるということは日本の商品取引の基盤を支え、社会の秩序を守ることにもつながります。計量システム部ではそうしたトラックスケールを中心とした計量機器を、設計から製造・納品まで一貫して手掛けています。

藤井 晃部長

計量システム部の組織
※左右にスクロールし、ご確認ください。

計量システム部

  • 設計グループ
  • 電気グループ
  • 製造グループ
  • 装備グループ
  • 工務グループ

当社のモノづくりの特徴は機械・電気設計はもちろん制御のためのソフトウェア設計まで自社で一貫して行っていること。だからこそ、お客様のどんなニーズにもきめ細かく応えることができる。これは当社の大きな強みです。そのためモノづくりのプロセスは、専門の異なる技術者同士がアイデアを出し合い、協力し合って進めるチームプレー。そうした環境の中で、スタッフたちは互いに刺激し合い、さまざまな知識を吸収しながら、広い視野を持った技術者に育っていきます。

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