平成9年4月1日より「容器包装リサイクル法」が施行され、ペットボトルのリサイクルが法律で義務付けられました。
ペットボトル減容機は、一般家庭から分別収集されたペットボトルを圧縮・減容し、PPバンドで結束することで、運搬作業の負担軽減と諸経費の削減を図る機械です。
鎌長製衡のペットボトル減容機PBシリーズは、発売以来400台以上の納入実績を誇り、各所で好評をいただいております。
ペットボトル減容機「PBシリーズ」
リサイクルにおけるPBシリーズの役割
特長
- ペットボトルをホッパーに投入するだけで、圧縮、減容、梱包が自動でできます。
- ペットボトルを約1/10に減容しますので、運搬費用の節約ができます。
- キャップ付ボトルに対応できる穴あけ機構を内蔵しています。
- 豊富なオプション機能
1.状態表示モニター・・・現在どのような運転状態であるかが一目でわかる液晶タイプのモニターです。
2.自動計量機・・・ベールの処理個数及び積算重量を表示・印字します。<実用新案>
圧縮減容例
ペットボトル
外形図
※前処理手選別コンベヤ付の組み合わせも可能です。
PB-100(投入コンベヤ付き)
PB-500
ペット・プラスチック兼用機
ペットボトル減容機をベースにプラスチック類(プラスチック製容器包装・プラスチック製品)にも対応した「ペット・プラスチック兼用機」も製作できます。
既設機器の改造も可能です。
PPバンドの結束のみではこぼれ落ちが発生する場合は、その対策としてフィルム包装機を用意しています。
手動フィルム包装(手動で袋装着後、自動で結束シール)
自動フィルム包装(フィルム包装・結束・シールまで自動)
などご要望に応じて製作できます。
ペットボトル減容機は主押箱に穴あけ機構(針)を搭載していますが、プラスチック類を圧縮する際には穴あけ機構部にスペーサを挿入することで針の損傷を防ぎます。
ペットボトルとプラスチック類では圧縮回数が異なるため、制御盤のスイッチで圧縮回数を変更できます。(既設機器を改造する場合はシーケンスの変更が必要です。)
- ペットボトルとプラスチック類(プラスチック製容器包装・プラスチック製品)は別々に処理します。
- プラスチック類はバラによる投入とします。
- プラスチック類の大きさや混合率によって処理能力は異なります。
- オプションの手投入シュートより、収集袋に入ったままの状態で投入できます。(約45L以下)
- プラスチック製容器包装の処理能力は、目安としてペットボトルの能力に対し、70%、またトレイの場合は20%以下となります。
- プラスチック類を高能力で処理ができるプラスチック減容機「PLシリーズ」も別途ラインナップしています。
主仕様
ラインナップ
項目/型式 | PB-100T | PB-100 | PB-200 | PB-300 | PB-500 | PB-800 | PB-1000 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
圧縮方式 | 油圧駆動縦型一方締式 | ||||||
処理能力 kg/h | 100~150 | 200~250 | 300~350 | 500~550 | 800 | 1000 | |
成型品寸法 mm※ | 600×400×300 | 600×400×350 | 600×600×400 | ||||
成型品重量 kg | 13~18 | 15~20 | 15~25 | 30~40 | |||
結束方式 | PPバンド半自動式 | PPバンド自動式 | |||||
電動機 kW | 3.7 | 5.5 | 7.5 | 11 | 30 | 37 | |
圧縮力 kN(t) | 242(24) | 275(28) | 524(53) | ||||
面圧 MPa | 1.0 | 1.14 | 1.45 | ||||
穴あけ機構 | 有 | ||||||
電圧 | AC 200/400/440V 50/60Hz | ||||||
重量 kg | 約2,500 | 約3,500 | 約4,500 | 約7,000 | |||
オプション |
|
※処理能力は収集ペットボトルの見掛比重により多少変動いたします。
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